2007年07月28日 凡の風のつけ麺

 二軒目は、数日前につけ麺が始まったという話を聞いて、凡の風さんにうかがい ました。

 食べ歩き中ってことで、3人で2食だけつくってもらえるかお願いしたところ、快 く受けてくださいました。しかも、ひとり分半個の味玉を三人分つけてくださいま した。細かい心配が嬉しいです。

 そして、肝心のつけ麺ですが、これはすばらしいです。東京でブームとなった、 濃厚スープに魚介のパンチを加えて極太麺を食べさせるスタイルとは違う、オリジ ナルを感じます。キリリと冷されたやや太めの麺は非常に食べやすくいい感じ。そ して、つけ汁がすばらしい。魚介が軽く香るあっさり系の塩味のスープは焦がしネ ギとパセリでアクセントを加え、他にない味わいです。これはこの季節、非常に食 べやすい味わい。食べ歩き中にもかかわらず、どんどん進んでいきます。正直、人 数分お願いすれば良かったと思うくらいのうまさ。

 そして、サプライズは最後にやってきました。麺を食べ終わったあとに、つけ汁 をスープ割りしてもらったのですが、ここに加えられたスープのすばらしいこと。 ただ、スープを加えるだけでなく、ちょっとした具材が追加されます(これから行か れる方のためにあえて書かないでおきますね)、これがいい。そして、スープ割りを するとパセリがいい仕事をします。そう、レストランで食べる上等なコンソメスー プのような味わいです。スープを頂きながら、これにバケットを沿えれば、いきな りラーメン屋さんがフレンチのお店になっちゃうくらいすごいな、と思いながら頂 きました。

 で、食べ終わって、お腹にはまだ余裕があったのですが「今日は、もう、これを 超える麺には出会わないだろう」ということで、おいしい余韻を残したまま、食べ 歩きを終了するのでした。


凡の風のつけ麺

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