2008年01月13日 完熟らーめん 十六夜の完熟味噌らーめん

 きちりんさんのしおラーメンが軽めだったので、もう ちょっと頂こうと、懸案店だった、十六夜さんに向かいます。らーめん 空さんの跡 地にオープンしたお店です。看板も店内も必要最小限の改装で開店したという感じ です。つまり、まだ、こてんぱん色が濃く残っています。

 正午頃の到着ですが、店内はガランとしています。嫌な予感がします。厨房が見 えるカウンターに陣取り、メニュー先頭の完熟味噌らーめんをお願いしました。

 スタッフはすべて女性で構成されています。女性が料理をすることになんの偏見 もありませんが、テフロンのフライパンで野菜を炒める風情は家庭料理のようでも あります。スマートとはいえませんが、滞りもない手順でラーメンは完成しました。

 スープを一口。甘い味噌ダレです。これ自体は嫌いではありませんが、炒め野菜 に全く味がついていません。かといって、この甘いスープになじんでいるか というとそういうこともありません。味のバランスがバラバラです。麺を頂きます。 柔らかいです。30年も前に給食で食べた麺を思い出します。チャーシューをひ とかじり。臭いです。これはいけません。目をつぶって飲み込みました。メンマは どうかと恐る恐る口に運ぶと、これはおいしくて助かりました。いつのまにか誰も いなくなった店内で孤独な戦いが続きます。何度も、もう食べるのをやめようと思 いましたが、貧乏な性格がそれを許しません。長い戦いを終え、お金を支払い、 お店を後にします。

 不機嫌です。この気分は久しぶりです。


完熟らーめん 十六夜の完熟味噌らーめん

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